「おっぱいがいっぱい」のはなしーポートランド授乳事情ー


まだ小夜子が5歳くらいのときのことです。家族3人でお風呂に入っていたとき、私が子供の頃に大好きだった「ひらけ!ポンキッキ」で流れていた歌「おっぱいがいっぱい」を小夜子に歌ってあげたら、とても気に入ってくれました。あの歌詞とメロディーがほんとにたまらなく好きです!是非ビデオつきでみてほしいと思い、Youtubeで検索するも、静止画のものしか見つからない・・・いっぱいのおっぱいが空を飛んでいる動画が見せたかったなぁと思い、更に探すと見つかりました!ところが、一般のビデオと違い、なぜかログインしないと視聴できないようになっています。私はユーチューブのアカウントを持っていなかったので、代わりに旦那のヒッピー君にログインしてもらうと、やっと開くことが出来たのですが・・・。

 

不適切な「おっぱいがいっぱい」?!

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ログインの理由は、18歳以上であることの認証のためということがわかりました。そうです、「おっぱいがいっぱい」はユーチューブでは「不適切な表現が含まれた」ビデオのカテゴリーに入っているのです。そして、画面右側に出てくる「suggested videos」のリストには「おっぱいがいっぱい」とは全く関係のない、性的なビデオが並んでいます。とても残念です。

 

自らもおっぱい好きのヒッピー君は、「この歌はおっぱいを愛してやまない子供の気持ちを表現したすばらしい作品だ!」と大絶賛していましたが😅、アメリカではこの歌はありえないとも言っていました。おっぱいはとてもプライベートなのです。

 

赤ちゃんは吸血鬼?!

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こんなこともありました。スパイニーが生まれてからひと月くらいの時に、職場のポトラックパーティが公園でありました。昔の生徒たちもたくさん集まりました。私が授乳していると、7歳の元生徒がやってきて、少し心配そうにこうたずねてきました。

 

”What is the baby doing to you?”

 

直訳すると「その赤ちゃんはあなた何をしているの?」です。変なこと聞くなぁと思いながら「えーっと、赤ちゃんがお腹が空いたから授乳しているんだよ」と答えると

 

「なーんだ。赤ちゃんが吸血鬼みたいに血を吸っているのかと思った。」

 

するとその子のママで私の同僚が聞きつけて「何言ってるの、あなただって私のおっぱい飲んでたでしょう?」

 

でもその子は覚えていないと言っています。確かに覚えてないのは理解できるのですが、吸血鬼?!最近の子は、授乳シーンをそのプライベートさゆえに、日常で目にする機会が皆無なのか、とびっくりしました。

 

確かに、出産前に受講した授乳に関するレクチャーで、講師の人が言っていました。「アメリカでは女性の胸は性的イメージと結びつきが強い。母乳をやめる時期が他の国に比べて早い理由はそこにあると思う。」

授乳がプライベートにならざるを得ない背景の一つとして、これは納得できます。おそらくこれはアメリカだけではないだろうし、日本にもその傾向は大いにあると思います。

 

授乳とポートランド

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幸運にもポートランドでは、公での授乳は受け入れられている方だと思います。とりあえず、授乳中に人に怪訝な顔をされたり、気がつけば周りに誰もいなくなったりとか、そういう経験はありません。公園など子供達の集う場所なら授乳しているママは普通に見かけます。多くの人が授乳ケープなどを使っていますが、そうでない人もいます。そういう雰囲気の場所に行くと、私も急に度胸が出て堂々と授乳しています。

 

周りに誰も授乳している人が見当たらない場合でも、最近は「ま、いいか」と思ってしています。すると、自分の近くにいた人も始めたりとかして、嬉しくなってきます。「私が始めたから彼女もする気になったのかな?」と思ったり(多分違う😝)。

 

先日ポートランド国際空港に行く機会があったのですが、授乳室を見つけました。計ふたつあるそうです。

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そして室内にこのような標識がありました。

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「公の場で授乳しても良いですが、ポートランド空港では授乳室を提供しています」。そうか、授乳室があるからといって授乳室での授乳を促されているわけでないんだなと安心しました。自分のゲートから授乳室が離れていたり、赤ちゃんがボーディング間際に泣き出したりなんかしたら、やっぱりゲート付近で授乳しなくてはなりません。でも混雑した待合室での授乳より、こちらの方が断然リラックスできるし、何より静かなので、赤ちゃんが集中しておっぱいを飲むことが出来るので、授乳室は大変ありがたいです。

 

授乳はごく自然なこと。授乳中のお母さんが、肩身の狭い思いや恥ずかしい思いをする必要のない環境がどこに行ってもあると嬉しいですね。

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a benchところで今日、お散歩中にいつものコースとちょっと違う通りを歩いてみると、こんな素敵なベンチに遭遇!なんだかポートランドっぽい。今度は是非ここで授乳してみようと思います。

 

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