ラップベイビー・ハッピーベイビー?!ー赤ちゃんとの国際線の旅ー


色んな人に助けてもらってなんとかなった7ヶ月での10時間フライト。

「ラップベイビー」といっても音楽のラップ(rap)の方ではなくて、お膝のラップ(lap)の方。赤ちゃんが2歳になるまでは、赤ちゃんをお膝に乗せて飛行機に「ラップベイビー」として搭乗できる。アメリカでも日本でも国内線なら無料、国際線は大人料金の10%を支払うことになる(2017年10月現在)。

私はこれまで息子のスパイニー(現在1歳半)と西海岸から東海岸往復が計2回、ポートランドと日本の往復が計2回。国内乗り継ぎ便を含めると15回以上スパイニーを膝に乗せて飛行機の旅をしたことになる。そのうち半数はスパイニーと二人きり。飛行機の旅に小さなハプニングはつきもの。色んな状況を一人で切り抜けないといけなかった。もちろん、本当に一人で切り抜けたわけではなく、実際には色んな人から助けてもらった。その結果いつも何とかなった。

これから赤ちゃんと飛行機(特に国際線)に乗る予定がある人、それを不安に感じている人のために、少しでも役に立てる情報があればと思い書き留めてみた。

 

おすすめ手荷物

さて、飛行機の旅には預ける荷物と機内に持ち込む手荷物とがあるが、赤ちゃんとの旅で手荷物として持っておいた方が役立つものには何があるだろうか。

大好きな「おさるのジョージ」の本を持参。

1.おっぱい。←荷物じゃないけど😅これは特に離着陸時に赤ちゃんの耳が痛くなるのを防ぐためにも最強アイテムとなるので最大限に利用しよう。授乳ケープがあるとよい。

2.搾乳した母乳を持ち込みたい人、あるいはミルク派の赤ちゃんには哺乳瓶に入れて持参。機内でミルクは足りなくなったら、添乗員さんに頼んで、自分で持参した粉ミルクにお湯を入れてもらうことも出来る。

3.おむつとおしりふき。おむつは実際に必要な枚数より多めに。スパイニーが4ヶ月の時、私と小夜子(11歳)と3人で乗ったボストンーシカゴ便の到着が遅れ、ポートランド行きの乗り継ぎ便に乗れなかったことがあった。すでに夜11時。その日にポートランドへ飛ぶ便はもうなかったので、シカゴのホテルに泊まる羽目になった。スーツケースとベビーカーは私たちを残してポートランドへ。そのとき手荷物におむつを多めに入れていたことをすごく幸運に感じた。その夜私と小夜子のパンツの替えはなかったが、スパイニーのおむつの替えがあっただけでもよかった。

4.お気に入りのおもちゃや本。何か日頃から親しみのあるアイテムがあると赤ちゃんも安心する気がする。ただ、輪ゴムとかストローとか意外なもので遊んでくれることもあるので、おもちゃを忘れても焦らないこと。

5.離乳食を始めた赤ちゃんはお気に入りの食べ物やおやつ。グリーンピースのように後片付けがしやすい食べ物がオススメ。ある友達はプルーンを赤ちゃんにあげてしまい、大量のうんちをして漏れてしまったそう。飛行機でうんちが漏れると打撃大なのでプルーンは避けよう。

6.着替え。プルーンをあげなくてもうんちが漏れることもあるかもしれない。おしっこもしかり。お膝に漏らされた時に備え、私は自分用の着替えも必ず手荷物で持っておく。

7.抱っこ紐。先月日本へ旅行した時はスパイニーはすでに1歳5ヶ月で、抱っこ紐はもうほぼ使っていないので、持参しないつもりでいたが、友達からのアドバイスで急遽持っていくことに。結果持ってきていてほんとによかった!飛行機を降りる時にスパイニーが爆睡していて、抱っこ紐で抱っこしなければかなり大変だったと思う。

8.スマホの充電器。最近は飛行機の各座席で充電できるようになっているようだ。日頃は赤ちゃんにスマホは禁止にしている人も、飛行機の旅では例外的に解禁するのもありかもしれない。充電器があれば電池切れの心配なし。

 

 

お役立ちポイントと教訓

抱っこ紐は機内でも大活躍。

他にも、ラップベイビーと海外旅行をする際に知っておくと役立つこと・これまでの経験と失敗から学んだ教訓を書いてみたい。

教訓1:直行便ではなく飛行機を乗り継ぐ場合、時間的に余裕のある便を予約する。最初の飛行機が遅れる可能性があるし、赤ちゃん連れは何かと時間がかかるので、最低でも1時間半〜2時間は見ておこう。

教訓2:早めに搭乗ゲートに到着して、カウンターの係員の人に赤ちゃん連れである旨を改めて伝える。空席があれば優先的にふた席並びの空席に座席を変えてくれる。チェックインカウンターでそれをしてくれるときもあれば、搭乗ゲートでしてくれることもある。また、飛行機のドアが閉まってから空いている並びの席に移動させてくれることもある。また、私の経験ではバシネットも早い者勝ち。もしも同じフライトにバシネット希望者が複数いた場合は、基本的には搭乗ゲートに一番早く来た人にその権利が与えられる。バシネットを使える=足元の広い前列の席に座らせてもらえるので、一石二鳥だ。

教訓3:飛行機に乗る前に、搭乗口付近でたくさんハイハイさせたり、歩かせたりして体力を消耗させる。一旦飛行機に乗ったらしばらく自由に動けない。できるときに思い切り遊ばせておこう。

教訓4:おむつ替えを搭乗直前に済ませておく。機内のトイレは狭くて、おむつ換えもちょっと億劫。そして自分もトイレに行くのを忘れずに。初めて日本に二人で帰ったときは、スパイニーはお座りもままならない頃。そのとき日本の空港のトイレに、自分が用を足すときに赤ちゃんを座らせる椅子があることに、すごーーーーく感謝したことを覚えている。アメリカのトイレではこの手のものを見たことがない。アメリカではみんな赤ちゃんはどう待たせておくのだろうか。私の場合は、抱っこ紐に抱っこしたまま用を足していたが、シーンズを脱いだり履いたりが大変だった。

教訓5:言葉を理解するようになった赤ちゃんには特に、「明日は飛行機に乗るよ」「今日は飛行機で⚪︎⚪︎に行くよ」という話を事前に何回もしてあげる。飛行機をテーマにした本を前々から読んであげる。これは幼児期に渡って役に立つ。「これから何が起こるのか」を知っていると、子供はより気持ちが落ち着く。

教訓6:ほとんどの乗客は親切で理解がある。赤ちゃんが泣いてしまっても、どっしり構える。もし理解のない人がいたとしても、できる限りのことをしているのなら、仕方がないと思うしかない。一度アメリカ人で、「子供がうるさくて迷惑かけるね」みたいな感じで周囲にキットカットのようなチョコレートを配っている乗客がいた。それをきっかけにその周辺は会話が弾んでいて和気藹々となっていた。もしそれでちょっとでも自分の気が休まるのなら、「ご近所さん」に何か配るのもおもしろいアイディアかもしれない。

教訓7:どの航空会社でも乗務員は赤ちゃん連れ・小さな子供連れの乗客には特に気をかけてくれる。ちょっと会話も交わして乗務員と顔見知りになれば、リクエストもしやすくなる。例えばトイレに行きたい時。スパイニーとの初めての国際線の旅(デルタ航空)では、二人の乗務員が「私がやる!」と競ってスパイニーを抱っこしてくれた😁もし、乗務員が忙しそうなら、トイレの近くに子供好きそうな乗客を見つけて「お願いします!」と赤ちゃんを差し出す。ちょっと勇気はいるが、喜んで抱っこしてくれること間違い無し!

教訓8:シートベルトサインが消えているときは、「散歩」へ出かける。親子でストレス解消になる。これは赤ちゃんが歩けるようになってからも同じ。大体の乗客がニコニコとその様子を見守ってくれ、迷惑そうな顔をした人は今まで見たことがない。

教訓9:長時間のフライト前日には親自身もよく寝て、体力を温存しておく。そうすることでストレスフルな状況にもより落ち着いて対応出来る。結局一番大事なのはこの「前日よく寝ること」かもしれない。でもそれが一番難しい!赤ちゃんがいる時点で日頃から寝不足な上、パッキングは前日まで詰められないものも結構多いし、旅行の前におうちも綺麗にして出かけたい。そうこうしている間に睡眠時間がどんどん減っていく。

 

最後に

…とまぁ、寝不足でもなんでも、どうにかなるということがとにかくわかってもらえたら嬉しい。それに、赤ちゃん(子供)との旅にはこんな特典もある。先月の旅行では、国際線、国内線両方(共にJAL)でこんな素敵なアイテムをもらっちゃいました。さすが、日本の航空会社。アメリカの航空会社で、プラスチックのパイロットピンをもらったことはあるが、日本のはクオリティが違う!

帰りの国際線で。ケースはともかく中のスプーンとフォークはすごくしっかり出来ていて日頃から使えそう!
帰りの山口宇部ー羽田便で。スパイニーにはまだ早いけど使うのが楽しみ!
山口宇部ー羽田便で。木のおもちゃはかわいくて丈夫なので嬉しい。

ラップベイビーとの国際線の旅。私も毎回乗る前は不安だけど、色んな人に助けてもらいながら、終わってみればいつも楽しい思い出。もちろん、頑張ったのは親だけじゃなくて、赤ちゃんも一緒。みなさんも労いの言葉を忘れずに☺️

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